暑いね

2006年8月18日
暑い。
立っているだけで体力のメーターがガンガン下がっていくのを感じる。仕事する気にならなくて、ちょっとうたた寝して、会社の人にそれを見つかって、仕方が無いから仕事をしている振りしてブログの更新。
それでもダメなので、やるべきことをノートに書き出してみる。書き出したあとで、やった項目にチェックをしてみる。
チェックをする気にならないので、とりあえず書き出した項目を蛍光ペンで色分けしてみる。

・・・・・・・・・・もう5時だ!!!!

ああ。
心の支え、ゲド戦記。
原作がすごくすごく好きだから映画は見にいかないだろうと思っていた。
でも、原作者ル・グウィン氏による公式コメントが発表されてすごく複雑な気持ち。

http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html

日本語訳はこちら

http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse

いや〜。痛恨。

映画そのものではなく、一連のひとつの製作仕事として見た時に、どうしてこれを原作者が発表してしまう事態まで追い詰めてしまったのかというのはすごく興味深いし、我が身を振り返って身につまされる。
プロジェクトを推進する上でのささいなささいな事たちがこうした結果を生んでしまうんだなぁと。本当につらい気持ちになった。自分もここまで規模は大きくなくても「クライアントとの意思疎通がうまくとれなかった」という点では似たようなことは経験があるし・・・・(思い出しただけで涙目になりそう)。まー原作者はクライアントではないけど。
製作サイドの説明不足だったとか、監督日誌にプライベートなやりとりを載せたとかっていうのは本当にささいなミスなんですよ。でもそのミスを単なるミスで終わらせないだけの大きな不手際がなにかあったんだということだ。
原作者との信頼関係が築けていなかった、作品が納得してもらうだけのクオリティに届かなかった、その他もろもろ。
興行的に成功しようと(まーこれで成功しなかったら救いがないけど)、そして原作と映画は別物であって原作者もそのことをわきまえずにこうしたことを言うべきではないとはいっても、やはり痛恨の一撃だと思う。

ル・グウィン氏は、静かにそしてまっとうに怒っているかんじ。
そしてまだ公開されて間もない映画に対して送る感想としてはかなり手厳しいと思う。

原因は部外者があーだこーだ言ってもしかたないことだし、でもなにを言われても仕方がないやね。
自分の名前を出して、創作を引き受けるというのは、そういうことなんだから。

・・・・つらいだろうなぁ。
わたしだったら、死にたくなるかも。
死なないけど。
でも生きてるの、いやになりそう。
ここで吾郎監督が「くそー!負けるもんか!」とやる気を出して頑張ってくれることを願います。ここを坦坦と超えていける人こそが「ものをつくる」ひとたちなんだと思うから。

映画は、原作のファンとして見に行こうと思います。
見ないで文句を言ったり邪推をしたりするのはよくないので。
ちゃんと見に行こう。

それにしてもネットってすごいね!
こんなにも短期間でこうしたやりとりがなされていくのを見るとやっぱり「すげー時代になったよな」と思ってしまいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DVD 宮崎駿の長男、吾朗が初監督に挑む。それだけでも興味津々の一作。原作は世界的ベストセラーで、宮崎駿も『風の谷のナウシカ』などに多大な影響を受けたと公言するファンタジー。全6巻の、とくに後半のエッセンスを抽出しながら、架空の世界「アースシー」における異変と、その原因を探る王子アレン、大賢人ハイタカ(ゲド)の旅をつづっ…

仕事中っす

2006年8月18日
仕事の都合であるジャンルの資料をすごくたくさん読んでいる。時間も無いので、本当に詰め込むように読んでいる。頭がぼーっとしてくる。
もったいないなぁと思う。
楽しんで、味わって(?)読めば、きっとすごく美味しくて自分の血肉となってくれるような気がするのに。
おなかいっぱいのときに、無理やり食べ物を詰め込んで、それが嫌いになってしまわないように気をつけないと。

買い物

2006年8月15日コメント (2)
自分で自分にごほうびということで、バッグを買った。
ドメスティック・ブランドでr*kukka(アェルクッカ)というところの。日本人のデザイナー前波りかこさんという人が作っている。

http://www2.odn.ne.jp/r-kukka/top.html

夏向けに涼しい色で、かなり大きいバッグ。
ここ最近はずっとKAZUYO NAKANOのエディターズバッグを使っていたのだけれど(あ、これも軽くて使いやすいです。)荷物が多いときにはちょっとサイズが小さいかもしれないと思っていたのでちょうどいいかと思って。

ブランドものには全然興味がないんだけど、クラフトマンシップの感じられるものは、大好き。
このバッグも細部に細かい使いやすさへのこだわりや遊び心が溢れていて楽しい。中の仕切りもびっくりするほど工夫されていて使いやすいかんじ。

華奢なバッグも憧れるけど、毎日使うものだし、性格ずぼらだしやっぱりプレーンなものがいい。
たくさん荷物をいれてガシガシ使おうと思います。

帰還

2006年8月14日 読書
二泊三日のキャンプから帰ってきました。
た、体力の限界・・・・。
今予備電源で自分が動いているなーということをヒシヒシと感じます。ちょっとした階段の上り下りだけで息が切れる・・・。
でもすごくよかったです。

今から飲みにいってきます!

ISBN:400115529X 単行本 Ursula K. Le Guin 岩波書店 1993/03 ¥1,890

メモ

2006年8月9日
週刊現代だったかポストだったか忘れてしまったけど、中吊り広告の「愛と勇気のスクープ週刊誌!」というあおりは衝撃だった。愛と勇気て・・・・。
内容は、安倍晋三疑惑のプリンスとかそんなんだったけど・・・。

くつろぎゼロ

2006年8月7日 趣味
重曹にはまってます。
友達のブログを読んでいて面白そうだから買ってみたんだけど、本当に面白い。台所とか、お風呂場とか、やたら磨いています。つるつるピカピカです。しつこい水汚れとかがね〜、するする〜っと落ちるんですよ〜。
夏場は暑いから水に触れるだけで気持ちがいいし。
きれいになって、しかもエコ。かぶれる心配もなし。
なんだかたのしい!

これにクエン酸をまぜるとしゅわわ〜って発砲してまた楽しいです。
歯磨きも重曹使ってます。歯もしろくなったっぽい。

ああ!重曹ラブ!

わたし一度はまるとしつこいタチなので(いろんなことに・・・)。
今、家中の磨けるところを磨いたうえで「重曹が使いたい!もっと磨けるところはないんだろうか」と歯ブラシを握りしてめて虎視眈々と目を光らせています。家でくつろぎゼロなかんじです。

でもでも、この時期はキャンプに行くのですが、最近のエコキャンプ場では界面活性剤の使えないとこも多いんですよね。
で、油汚れとかが落ちなくて、界面活性剤が恋しくて(・・・)泣きそうになってたりするんですが、今年は重曹を連れて行こうと思います。

世界不思議発見

2006年8月7日
アロンアルファを使っていて、指の皮がボロボロになりました。
痛いというよりは、指先がザラザラしてます。

無理にはがそうとしていたら、友達が
「無理に剥がさないで。新しい皮膚が再生するのを待ちなさい」といいました。

「皮膚ってどれくらいで再生するの?」
と聞いたら
「うーん。1週間くらいかな」
といわれました。

ええ!人間の皮膚ってそんなんで生まれ変わるの?
わたし30歳過ぎてるのに?
すごい!!

と秘かに感動しました。
(馬鹿だと思われるのがいやなので、その場では黙ってた)
う、わー。

常識がないから、ささいなことで感動できてかなり得した気分です。

う、わー。
最近のこころの支えはマムシホルモ。
低血圧のわたしでも、最低睡眠時間で稼動できるというすぐれものです。
血気盛んな20歳の若者は、これを1錠飲んだだけで鼻血をふいたそうです。
これを栄養ドリンクと併用するのがいいかんじ。

・・・・・・・。
いいかんじって。
めちゃめちゃだめそうですね、わたし。

ひがんでない!

2006年7月31日
セレブ御用達?モルディブの島独占、豪華ツアー発売

 JTBは、インド洋に浮かぶ有名リゾート地・モルディブの小島一つを1組の旅行客で貸し切る豪華ツアーを、31日に発売する。

 6泊8日(機中1泊)の料金は2人1組で796万円。1組は15人までで、1人分の追加料金は大人が98万円、子供が83万円。大人15人なら、旅行代金は合計2070万円になる。初年度は10組の販売を目指す。

 島は歩いて1周15分程度の大きさ。スイートルーム付き1棟を含む4棟のコテージがあり、現地の約30人のスタッフがもてなす。セラピスト、ダイビングインストラクターなども同行。マリンスポーツを楽しめるほか、現地の美容施設やジャグジー付きの豪華クルーザーなどもすべて無料で使える。食事は「星空の下のビーチ」など好きな場所を選べ、シェフが希望に合わせた料理を作ってくれる。
(読売新聞) - 7月30日19時48分


「蝿の王」とか「バトルロワイヤル」みたく殺し合いになるんじゃないの・・・?もしくは「かまいたちの夜」とか・・・・。
わたし病んでるの?それともひがんでるの?
(ちなみに今気になったんだけど「ひがむ(僻む)」の語源て「彼岸から見る」とかだったりするんだろうか。んなわけないか)

早起きしたのでついつい2回も更新しちゃったよ。
朝ごはんに新発売の「リポビタンD MAXIO」飲みました。味は一緒だった。タウリンが多いみたい・・・。効能を説明してほしいよなぁ。
もう仮面ライダーとかウルトラ兄弟くらい違いがわからん。

これから移動します。
今朝は6時前に起きなければならなかったので早めにベッドに入って眠る努力をしたんだけどなかなか寝付かれなかった。
うとうとと浅い眠りの中でたくさんユメをみた。

仕事でご一緒した50歳過ぎの人とちゅーする夢を見た。
その人の家に遊びに行って「好きみたいなんだ」っていわれて、ちゅーって。
あんまり覚えてないけど、すごくよかった気がする。
素敵な人だなーって思っていたんだ。たしかに。

なんかリアルな夢だった。
ちゅーしながらおなかに固いものがあたってたし(もー、ほんとこんなんばっかですみません!)、わたしはその日腹巻をしていて「やばいなー。脱げないなー」とか考えていたのだった。

でもその人がなんだか煮え切らないようすで。
「でも好きっていうかなんていうか・・・」と口ごもっているので
「とりあえずやりたいってことですか?」
とストレートに聞いたら
「・・・うん」
って言われた!

夢なのに、夢なさすぎ!!

おねーさん、びっくりですわ。
「すみません、生理中なんで、ちゅーしかできません」って言った(これは本当にいま生理中)。
そしたら
「そっか」ってさみしそうに言われて、そのへんで目が覚めてしまった。

次に会ったらすごい赤面してしまいそう・・・・。しばらく会う予定もないからいいんだけど。あああ、それにしても恥ずかしい!

わたし欲求不満なの?
江古田ちゃんでもこんなユメをみるかしら・・・・。

ISBN:4063144135 コミック 瀧波 ユカリ 講談社 2006/04/21 ¥550
今日も仕事待機。
休日なのに決死の覚悟で午前中に起きてシャワーを浴びて会社へ。もしかしたら会社に泊まることになるかもしれないと思って着替えも持っていく。そしたら午後イチの電話で少なくとも夜まで動きがなさそうということが判明。
思い立って美容院に電話をしたらなんとか予約が取れそうだったのでその足で美容院へ行った。
うれしー。
ずっと行きたかったんだ、美容院。
前回髪を切ったのはぽんちゃんと別れる前だよ!
伸び放題だよ!

ひさしぶりにトリートメントなんかもしてもらう。
キモチイー。
ジプシーの少女が、草原に寝転がって、星を見て深呼吸して、癒されるように。都会の女にはトリートメントが必要なんだ。間違いない。

そしてふらふらと買い物に。
有楽町ビッグカメラで買い物。

【買ったもの】
◆ipodnanoのカバー 1,280円
◆ブリタの浄水器の交換用カートリッジ 1,250円
◆掃除機の交換用紙パック 980円
◆精密ドライバー 280円

・・・・色気ねぇ。

【欲しいと思ったもの】
◆電動ドライバー(自宅に天井まで本棚を作ろうかと・・・。今も一部はそうしているんだけど壁中そうしたい・・・。もう蔵書限界)
◆ダイソンの掃除機(欲しい!)
◆プリンター(そろそろガタがきそう)
◆OA用紙(これは重そうだったからやめた)
◆液晶テレビの大きいやつ(でかい画面でゲームしたい。この秋こそはジルオールインフィニットをやりたい)

・・・・色気ねぇ。

戻ってきたら、まだまだ仕事は動く気配がなし。
仕方がないから明日は7時に会社へ行きます。
今日は思いがけず買い物も出来たしよかったけど、やっぱり仕事が気にかかっているせいかどーも休日満喫感がない。人との予定もこわくて入れられないし。

もう寝ます。
おやすみなさい。

近所で買い物

2006年7月29日
仕事で自宅待機。
いつ連絡があっても動けるようにしておかなければならないので遠くにはいけない。でもまぁ近所ならいっかと思って、ジャージで某高級スーパーマーケットへ。
ノーメイク・髪ボサボサで「チキンライスでも作ろ」と思ってふらふらしてたら

「クロムちゃ〜ん」

と声をかけられる。
近所に住んでるレオン読者風(あくまで読者風)のアパレルのおっちゃんだった。いかにも「イマドキ」なカンジの背の高いギャルを連れて買い物している。

・・・・やな奴に見つかった。

「あー。どーも」
ギャルは挨拶もしなかった。
レオン読者は
「買い物?」
と聞いてきた。
スーパーで買い物以外になにがあるっていうんだろう。
「うん。買い物。そっちは相変わらずキレイなおねーさん連れてますねぇ」
と皮肉をこめて言ったのだが全く伝わらなかったらしい。
「まぁね」
とうれしそうだった。

決して悪い人ではないんだけど(って、こういう言葉の後に誉め言葉が続いたためしはないですね!)、なーんか勘違いが激しいというか、選民意識が強いというか、疲れる。
「おれは休日に美女を連れてこれから酒を買って高級マンションに帰るとこだけど、それに比べてきみはそんな格好でひとりさみしく買い物かい?」
といわれたわけではないけれど、言われた気分になってくる。
そっちの価値観に引っ張られて「違うの!わたしは幸せなの!」と意味もなく言い訳をしなければならないキモチになるというか・・・・。

物事を決めてかかる人というのは、相手をそれで判断することによって相手の自由を奪うと思うんだよね。
例えば「女は冷静じゃない」って思っている男の人っていうのは、文字通り「女性を冷静じゃないもの」として扱うことによって「女性を冷静じゃない人」に変貌させてしまう。
「そうじゃないの!」って否定しようとすることで、女性は冷静さを失わざるを得ないというか。
こういうのって発展するとモラハラになるんだろうけど。
同じ土俵に立たないのが一番です。

そそくさと買い物を済ませて、手を振って別れて帰ってきました。別に疲れる必要はないんだけど疲れたわ。

サイン

2006年7月28日
以前仕事でご一緒した方にひさしぶりに会った。
わたしが以前この日記を書き始めるよりも前のこと。わたしは上司の機嫌を損ね、当時いた会社のあるプロジェクトをはずされた。その中には彼女とわたしで担当していた企画もあった。彼女は外部スタッフだったんだけど、わたしがはずされたという事実を知ると「じゃあ、わたしもやめる」と言った。
まー、でも結局そんなわけにもいかなくて、彼女はわたしがプロジェクトをやめ、その会社さえもやめた今でもそのプロジェクトに関わって仕事をしている。
でも、当時そういってもらったときは嘘だとわかっていてもうれしかった。
「クロムちゃんがいないんじゃ仕事を続けている意味がないもん」って。
実際には、そんなことないんだよね。
自分がいなくても仕事はなんとかなる。
でも、そうやって言ってくれる人もいて、それはそれでやっぱりうれしい。

彼女は取り立てて仕事が出来るわけではないのだけれど(失礼!)、でもなにかあったときに同じ実力ならば彼女に仕事をしてもらおうと思うもん。

今日は他にも数人の友人たちと一緒だったんだけど、その友人たちと別れた後で、こっそり「これ、クロムちゃんにしか買ってこなかったの」と海外旅行のお土産を渡される。
あー、この人はこうやって「特別にしてもらっているのかも」って人に思わせるのが上手い人なんだな、と思った。
いや、実際も大事にしてもらっているけれども。でも、素直に見習おうと思った。
人には常に「わたしはあなたのことを気にしてますよ」というサインを送り続けてあげなければいけない。
それを自ら察知し続けられる人はそうそういないんだから。

***************************************************
帰りにストレスからバーゲンで暴走買い。
今年もう服は絶対買うまいと決めていたのに・・・・!
うう。

孤独なニュース

2006年7月27日
孤独な窃盗犯、友でき逮捕 「離れたくなかった」
[ 07月27日 18時49分 ] 共同通信

 神奈川県警は27日、窃盗などの疑いで住所不定、無職金子弘二容疑者(36)を追送検した。盗みを繰り返し、犯行後は別の地域に移って捜査の手を逃れていたが、3月からは厚木市にとどまり逮捕。「天涯孤独だったが、友達ができ離れたくなかった」と供述している。
 調べでは、金子容疑者は昨年11月27日午前2時半ごろ、東京都武蔵野市の喫茶店に侵入し、現金約4万円などを盗んだ疑い。金子容疑者は、2001年から今年6月まで、同県などで300−400件の盗みを繰り返したと供述しているという。
 今年3月から厚木市に居住していたが、飲食店で偶然知り合った男女と意気投合して友人になり、2人には「アパレル関係の仕事をしている」と話していたという。


すごいドラマだ。
映画撮れそう。
そんなにも孤独だったんだね。

香り

2006年7月24日 趣味
最近このメドウズ・エレファントバームがお気に入り。

同じ会社の先輩(女性)が、すれ違いざまにすごくいい香りがしたので「素敵な香りですね!」って声をかけた。
そしたら「エッセンシャルバームなの。通販で買えるから、よかったら今度買うときに一緒に買っておくね」と言ってもらって、先日受け取ったばかり。

仕事で疲れたらますこれをリンパのあたりに塗って深呼吸することにしている。

今箱を見たら成分は

ココナツオイル、ラベンダー油、ティートリー油、ローズマリーカンファー油、ペパーミント油、シナモンリーフ油

だそう。

すーっとして、でもちょっと甘い香りがしてかなりおすすめです。やすらぎます。
(あ、湿布っぽいといわれればそうかもしれない・・・)

先輩の細やかなこころづかいもうれしかったし、そのことを思い出してもなんだかやすらぎます。

ビニール傘

2006年7月21日
雨が続いてますね。
梅雨の時期を楽しく過ごすというのは、大昔からの私の課題で、防水服を買ったりかわいいレインシューズを買ったり雨が好きになりそうな音楽を聴いたりとあらゆる手を使っているのですが、やっぱ晴れたほうがうれしいなぁ。

ああ、でも『ハチミツとクローバー』作者の羽海野チカ先生の日記にビニール傘についての記述があって、ビニール傘をさすのが楽しくなりました。

そういえば私は
透明のビニール傘も好きだ

雨の日でも 空が透き徹って 明るいからだ

『ウミノの日々』2006/07/16プラスチックのダイアモンドより
http://www2.diary.ne.jp/user/162279/

いい!いいよね〜。

そして究極のビニール傘といえば
『カテール』
http://www.kasaya.com/whiterose/kateru.htm

めちゃめちゃ面白いので是非。
笑いをとおりこして感動しそうになります。

ビニール傘とお金は天下のまわりものだと思ってたけど、そうじゃないのね・・・・・。
金曜日は、どうしても友達に夜電話をしなければならない用があった。
夕方くらいから「ああ、夜になったら電話しないとなー」と思っていた。
いざ会社を出ようとしたら、営業のおじさまと一緒になった。

「クロム姫、ご馳走しますから一杯お付き合いいただけませんか?」といわれた。
「ああ、すみません。今日はちょっと・・・・」
「・・・・。そうですか。そうですよね。どうせ私なんかにはお付き合いいただけませんよね」

※妙齢の女性の方に、念のためにお断りしておきますが、上記のような誘い方というか、話し方をする男性には絶対についていかないほうがいいです。
極端に気遣いがないか、極端にひがみ根性が強いかいずれかに該当します。

・・・・行きましたよ!
だって、わたし八方美人で偽善者だもん!
そしてそれが偽善だったということに気がつくのはたいてい後になってからなんだもん!(つまりかしこくはない)

「じゃあ一杯だけなら」
といって店に入ったのは覚えているけど、その後の記憶はナッシング。起きたら自分のベッドで寝てました。
がんばれば、なんとなーく、電車を降りた記憶はある。
でもかなり心もとない。
もしかしたら捏造された記憶かもしれない。

「あ!!」

あれほど気にかけてた友達への電話を忘れていた!
と思って携帯を見たら、発信履歴にそいつの名前があった・・・。
まったく記憶にない。
でも通話履歴を見たら30分近く話をしている・・・・。
まっっっっっっっったく、記憶にない。

仕方がないから黒ヤギさんに電話。
「夕べはどーも」
「どーも」
「あのさー、あたし全く夕べの記憶がないんだけど、電話したよね?」
「ええええええええ??????」
「普通に会話してたの?」
「してたよ!ちょっとテンパってた気はしたけど、仕事が忙しいせいかと思ってた!まさか飲んでたの?」
「・・・・うん。ごめん。何はなしたの?」
「うーんと、ちょっとケンカになりそうな会話」
「・・・・・ごめん」
ごっめーん!

大爆笑されました。
よかった・・・それくらいで許してもらえて・・・・。

ほんとにお酒を飲んだときの自分ほど信用できないものはない。
毎晩飲んでるから、毎晩信用できないってことだ。
お酒を飲まないときのわたしは、夢見がちな32歳なのに・・・。
もしお酒飲まなかったら人生変わってただろうなぁ。いろんな意味で。
ううーん。ううーん。

赤ワインを飲みながら。
(また飲んでるのか!!)
amazonのマーケットプレイス(個人も本を売ることが出来る古書店制度)で注文した書籍が届いた。

封筒に

「配達員さんへ
いつも配達ありがとうございます。
今回の商品も大切なお品ですのでよろしくお願いします」

とシールが貼ってあって、ちょっといいなと思った。
ちょっと、いいよね。

本もすごく美品でした。

80点の価値

2006年7月13日
ひさびさの更新です。
来週は少しは自分のために時間を使うことが出来そう。
(とか言っているとまたトラブルになるんだろうけれども・・・)

わたしの抱えている仕事のトラブルというのは、一見するとわたし個人に端を発しているものではないので、まわりのひとたちから「気の毒に」「大変だね」と声をかけてもらって、まぁそれはそれで慰められたりもするのですが、実は多分違う。
わたしがズルをしているからイケナイのです。

何と言ったらいいのか、わたしはそこそこ器用で、仕事で80点を取るために結構適当に誤魔化して(というか仕事を流れ作業として扱って)80点取れるタイプなんです。
ただ、今の仕事はそれで80点取っても怒られるんです。
100点を取ろうとして、がんばってがんばって取った80点には誰も文句を言わないのだけれど。
でもテキトーにやって取った80点、もっとがんばったなら100点取れたかもしれない80点というのは、ダメなの。
たとえがわかりづらくて申し訳ないのですが、そういうことなの。

どっちも80点なんですよ。
現代社会の視点で見れば。
ほとんどの人から見れば。
ただ今担当しているクライアントにとっては決定的な開きがある。

「このくらいやっておけば怒られないだろう」と思ってした仕事は、かならず怒られる。
自分で考えて悩んで「でもこれが限界だ!」とした提案は受け入れられる。

正直自分がここまで、進学受験にのっとった「数値化」できる価値観に毒されているとも思っていなかったので、それに気づいてちょっとショック。
わたしはもしかしたら今まで片手でできる仕事しかしてこなかったのかもしれないと思いました。心当たり、あるなぁ。仕事をなめてかかってたかもなぁ。すごく不誠実な仕事の仕方をしていたと思う。前の社長やボスがわたしを気に入らなかったこともこれと関係あるのかもしれないなぁ。

だってがんばるのってかっこ悪いと思ってたし。
がんばってがんばって認められないことだってたくさんあったし。がむしゃらで負けん気の強い自分なんて見たくないし。

でも、もともとわたしはそんな仕事がしたかったはずで。
100%の仕事がしたかったはずで。

ドイツの詩人ホフマンスタールの大好きな言葉で

「The whole man move at once.」

というのがあって。
直訳すると「その人間のすべてが一度に発動しなければならない」というような意味なのですが、まさにそこを求められているんだなぁと思ってちょっと感慨深いです。

ここんとこの仕事の合間の心の支えは、ニンテンドーDSと「デスノート」でした。

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