◆バレンタインでした。
昔は全然興味のないイベントでしたが、いや今も興味はないのですが、とりあえずチョコレートをあげる機会というのは年を追うごとに増えています。
若い頃は誰かにチョコレートをあげる必要性がなかったというか、そんなもん人にあげたら負けだとさえ思っていた節があって、まぁ今考えると若さゆえの傲慢極まりないのですが、むしろ親しい男性からチョコレートをいかにたくさんもらうかということばかり考えてた気がします。言葉通りの意味でも、比喩的な意味でも。受け取ることに一生懸命だったというか。でも、もうそろそろいい年なので、最低限差し上げておいたほうがお付き合いが円滑にいくと判断した場合(仕事上)には、チョコ買ってます。どのみちロマンチックな感じとは無縁だなぁ。
というか最近自分の性格の意地汚さみたいなものに自覚的になっていてなんかちょっとユウウツ……。いや、単純に喜ばれればそれだけで嬉しいんだけど。でも意図せずして、なんか豪華なお返しをもらうことが多いのもまた事実……。
(一番すごかったときは腕時計をもらったことばあります……。今考えると本当にびっくり。バブルだなぁ)

◆ゴデ○バのチョコレートがセブンイレ○ンで買えるようになってことについて、世間の人々はどう考えているんだろうか。あと、ファ○マではク○ーンアリスのチョコが買えることについても。
包装もおしゃれでコンビニを感じさせないし、いざとなったらここで買えばいいという安心感は確かにある。でも、逆に、コンビニでも売っているんだし、せっかくだったら別のものを買いたい、と個人的には強く思ってしまった。デパートに買いに行っても、「コンビニで買ったと思われたらシャレにならん」と思って避けてしまった。あ、やっぱりこの思考回路は見栄っ張りなのかな? 準バブル世代ならではなのかな? もちろんコンビニ売りのものでもきっとそれなりに美味しいし、それでもいいだろうと言われればそんな気もする。だって結局チョコに表象される何かを渡したいわけで、チョコそのものはなんでもいいような気もする。
でもさ、贈りものとかお土産って「あなたのことをこれだけ考えてましたよ」っていうものだからやっぱりコンビニで買っちゃいけない気もする。軽く迷宮入りです。いい年していつまでもこんなこと考えてるの止めたいなぁ。
いや違う。ブランドの価値というかアイデンティティ喪失の危機なんじゃないのかと思ったんだ。だって今週既に半額で売られているんだよ?自社の商品にそこまでの価値しかないという表明ジャン!
でも孤高の高級ブランドより、コンビニで買えるちょっといいブランドであるという選択肢というのは確かに思想としてはありなんだろうなぁ。もともと○ディバってそういう日本戦略だもんね。しかしなぁ……。
◆あんな悲惨なエントリーで年を締めくくるのもヤダから絶対年内に更新する!と心密かに誓っていたのですが、無理でした!
気がつけば2月です。
今年もよろしくお願いします。
もうちょっと経ったらぼちぼち恒例の今年の振り返りをしたいです。
でもあんまりいいことない1年だったんだよなぁ。本当に。
なんか「なかったことにしたい!」というほど積極的に悪いわけじゃないんだけど、「別になくてもよかったなー(虚)」という感じ。
長いこと生きていてこんな風に思うのは初めてかも。
なんか倦怠感を感じるというか。
いやいや(頭をぶんぶん振って)がんばろう。

◆振り返り、ではないけれど、去年から日本酒をちょっと嗜むようになった。
二日酔いの思い出しかないので基本的には避け続けていたんだけど、もう大人だし、いいかなと思って。日本酒の美味しい店とたくさん出会ったのも大きかった。
(わたしの去年のいい思い出は、たいてい食事かお酒に関連付けられている)
グラスで1合飲むより、お猪口でさしつさされつつ、というほうが好き。
一人で飲むときも徳利で自分のペースでちょこちょこ飲むのが好きです。
一人で熱燗飲んでます。でもって、今近所に気に入っているお店があって、そこに行くのがとっても楽しい。わたしのお店の攻め方というのはワンパターンで、気に入ったら毎週くらいのペースで集中的に通ってなんとなくお店の人と顔見知りになって、そのあと徐々にペースをゆるやかにするという感じ。うん、なんかとっても性格悪そうというか、姑息な感じがするね。

◆引き続きやや閉塞感を感じていますが『女の○情と筋肉』があるから、大丈夫。
どちらかというとストーリー性の高いもののほうが好きですが『女の友情と○肉』はすごくいい。エピソードの積み重ねのなかに物語を感じます。WEBでも読めるけど、単行本のほうが断然いい。でも人に勧めてもWEBで済まされちゃうのでちょっとしょんぼり。ちなみにユウヤが大好きです。

ご多用

2014年12月24日 日常 コメント (2)
このくそ忙しいのに何通も手紙を書いたりしないといけないんだけど、「心せわしい年の暮れを迎えご多用中とは存じますが……」とか書きながら、「心せわしいのはオレだぁっ!」と叫びだしたい気分。家の一輪挿しに花を買う気持ちのゆとりさえない。
仕事が忙しいというより(例年に比べると忙しくないと思う)、ただただ気持ちにゆとりがない感じがする。処理能力が下がっているというか。
もうどうしようもなくて、今年は何度か禁じ手の「すみません、ちょっと体調を崩してしまいまして……」という言い訳を使ってしまった。たぶん今年仕事したひとたちはわたしのことをすごく体の弱い人だと認識したと思う。本当にすみません。来年から本当にがんばります。
これは年のせいかなぁ。年のせいだろうなぁ。
まだ振り返りしたくないけど、今年はちょっとあんまりいい年じゃなかったなぁ。
あとちょっと、大過なく過ごせますように。

一人図書館

2014年12月22日 日常
のっぴきならない事情で1週間出張に行ったら、当然だけどその分仕事が詰まって大変なことになってしまった。年末の出張はやだねー。寒いし。
ついでに実家に寄ったのですがスーツケースを実家で開けていたら、それを親に見られた。別に見られて困るものは入ってなかったんだけど、10冊以上文庫本が入っていてさすがにびっくりしたみたい。
「なんなの? あんたは移動図書館なの?」
……そうですね。
読んでいるシリーズもののライトノベル(大人買いした)の続きが読みたくて、まぁ1週間あるし移動も多いし5冊くらいは読めるだろうと思って持ってきちゃったんだよねぇ。そしたら途中で読み終えてしまってガンガン買ってたら荷物が増えちゃったんだよねぇ。
年内に読み終えるつもりだったけど、あと1週間だとちょっと危ういかな……。ほかに読まないといけないものがたくさんあるのに、こちらに時間をとられて全然進まないから困った。もうほとんど意地に近いな……。
キンドルも持ってるんだけど、やはりどうしても文庫を買っちゃうんだよなぁ。

ちょっとだけ

2014年12月5日 日常
◆11月に入ったときから「もう年末だね」と同僚と言い合っていて、でも気づかないふりをしていたけれど、いよいよ年末だ。本当に本当に慎重に過ごさねばならない。1日も無駄にすることなく大切に予定を入れなければ。気がつくと全日が忘年会でふさがれたなんてことがないように(かつて本当にあった。しかも楽しくない)。

◆冬季限定LOTTEのバッカスチョコレートを仕事中におやつとして食べるのがぎりぎりセーフかどうかについてずっと考えていたんだけど、この前友達に食べさせてみたら「ぎりぎりじゃなくて完全アウトやろ。これ酒やで」と言われてしまった。やっぱり……?見つからないように後輩にも分け与えずこっそり食べようと心に誓った。

秋ですね

2014年10月10日 日常
プリッツパイ仕立てというのは、すでにプリッツを名乗る必要がないと思うんだけど……、まぁでも売れているブランドに乗っかったほうがやはり売上的に安心感があるのか……、とか何の役にもたたないことばかり考えていたら秋になっていました。

こうやって自分は安全な場所にいて、あれこれ考えたり野次ったりするのは楽でいいなぁ。

いや、そんなこと言ってないでがんばろう、自分。

足痛い

2014年8月21日 読書
なにこのスニーカーブーム。
ハイブランドはこぞってスニーカー出してるし。ファッション誌もスニーカー特集が花盛りな感じだ(見出ししか見てませんが……)。
ちょっと前なら飛びついた気がするけど、最近ようやくかかとの高い靴に慣れてきたのに(というより、かかとが高くて楽な靴を必死に探した)今更戻るのやだなぁ。
背が低いから、ちょっとでも背が高くみえたほうほうが嬉しいしなぁ。
スニーカーはゴアテックス以外は買わないことに決めてるしなぁ。
と買わない理由をウダウダ考えている今日この頃です。
あ、でもオニ○カタイガーはちょっと欲しい。

今日はでかける予定があってル○タンの靴を履いている。
(もったいないので滅多にはかない。=買った意味があまりない)
でもって、すごく足が痛い。
試着したときから気づいてた。
全然、足にあってない。
同じ価格帯ならばジミー・○ュウを買うべきだということも頭ではわかってた(すごく履きやすいし足にあっていた)。
でもでもどうしても欲しくて、買ってしまった。
記号が欲しかったのだ。
結果あんまり履いてないんだから意味ないー。
そして今日はすごく足が痛いー。
「自分は今○ブタンの靴を履いているんだ」と頭のなかで繰り返し呪文のように自分に言い聞かせていなければとても耐えられないレベル。
(それで耐えられるんだからたいしたもんですが)
ああ、女性ってどうしてこんなに馬鹿なの……と思ったけど、すべての女性に失礼すぎる。
馬鹿なのはわたしひとりだ。
馬鹿なのはわたしだけじゃな。じゃ。
えーん。

もっとほかに考えることがあるでしょうに。
痛みがわたしの思考を停止するの……。
お盆休みなので、仕事しつつ、気になって読めていなかった本をいろいろまとめ読みしている。書評で見て気になっていた本とか、あと買ったままで積んである本とか。いい気分だ。
でも別に誰かに読めと強要されているわけでもないのに、なんでこんな心の負担になるほど読書リストを溜めこんでしまうんだろう。やることリストもしかり。なんか心の奥底で、本は宝の地図でどこかに探し求めていた宝物があると信じてるんだろうな。目的なく乱読してもそんなものは見つからないってわかっているのにね。
それなのにあてもない旅に出るかわりに、本を読んでしまうんだなぁ。
まぁ、エアコンがあって涼しい場所にいたいしな。

東○紀さんの新刊も、気になっていて。
ちょうど時間があったのでイッキ読みしたんだけど。
読みやすいし面白かったんだけど、あまりに版面が汚くて(ページをめくって、1文字だけ泣き別れしてたりする)、そのことばっかり印象に残ってしまった。あれはいくらなんでもないんじゃないだろうか。確認したら、あそこを詰めると、たぶん台割そのものがズレてきてしまうかも、とは思ったんだけど、それにしたってやりようはあったんじゃないだろうか。びっくりした。

ラッキー

2014年8月14日 日常
◆友人に某アパレルのファミリーセールに連れて行ってもらい、「どこに着ていくの?」みたいなドレスを買ってしまった……。
すごいお買い得ではあったんだけど。好みのミニマリズムデザインではあるんだけど。でもなんだか全体がゴージャスで、晩餐会向けというか。着ていく場所がまったく思い当たらない……。セールって怖い……。もっと普段着れそうなものを買えばいいのに……。

あんまりちゃんと意識してなかったんだけど、東京の現在というのはハイカジュアルというのが最も正しい気がする。
90年代からゆるやかな移行ではあったけれど、力の入りすぎたファッション(というかもろもろのジャンル)は似合わなくなっているんだね。今後どう展開していくのかはわからないんだけれど。

でも、きっと着ていく場所が向こうからやってくるよね!と自分を慰め中。
ハッピーゴーラッキーだ。
着ていく場所にめぐりあえるように仕事をがんばろう。
今のところは家でひとりで着て、鏡を見ているだけです。

◆休日出勤。会社の冷蔵庫をのぞいたら、1本だけアサヒスーパードライのゴールド缶を発見。ラッキーだ。
ラッキーゴーハッピーだ。
今日は週末のために家に帰ったらラタトゥユを作りたい。
材料はもう買ってあるのに、昨日も挫折した。

でも週末はずっとソーメンばっかり食べる予定だから、それに合わせて山賊煮も作りたい。でもそうすると茄子がたりない……。
梅干しを入れたつけ汁も作りたい。

あと昨日ラタトゥユを挫折する原因となったジャムたちを瓶に詰めないと……。
どこまでできるかなぁ。

どうしてこうやって「あれやらないと」「これやらないと」になるんだろう。
なぞ。

近所にちょっと気の利いた江戸小物を扱う店があって、そこの小物を買って包んでもらって、会社のデスクに入れてある。人と会うのにお使い物を買いに行く時間がないときにすごく重宝する。「あ、今日の集まりはお誕生日の人がいるんだった!」とかいうことが結構あるんだもの。そういうときに限ってギリギリまで仕事なんだもの。
できれば食べものなら旬のものを持っていきたいし、相手の好みを考えて贈りものを選びたいけど、だからといって待ち合わせに遅れる言い訳にはならないし。
この前、後輩の誕生日に気づいたときもこれでやり過ごしてしまった。
しかし生活の知恵でもなんでもないな、これ。
ただ単にゆとりのない人だな。
あー。あー。あー。
もうちょっとゆとりのある生活を送りたいなー。
なんか休日に散歩がてらIKEA行ったりするような、カンジ?
(すみません、IKEAに行ったことないので想像で勝手なことを言っております)
その場その場をなんとか取り繕うだけというのをやめたいな。
もっと本気出さないといい仕事ができない気がする。
でもこれ以上どうやるんだろう。
8月だし。
がんばらないとね。

立秋ですね

2014年8月7日 読書
◆この季節に手紙を書くと、もう書き出しは「残暑」なんですよね。
正確にはお盆明けからかもしれないけど。
子どもの頃から違和感があって、だってこれから益々暑くなるのに、なんで残暑なんだろうって。あと、弟といつもいつも「残暑が厳しいざんしょ!」と言って笑いあっていた。多分鳥山明先生のマンガの影響だと思う。「布団がふっとんだ」とか、懐かしい。可愛い小学生だったんだなぁ(自画自賛)。まさかこんなサブカル志向の大人に成長するだなんて、あの当時誰が思っていただろうか。
こんな人生になるなんて誰が思っていただろうか。
いや、別に不幸ではないけど。

◆機会あって、伊藤比呂○さんの『読み解き般若心経』(朝日文庫)を読み始めたら、すごく面白い。
さすがに『般若心経』は次のステージだろうと思っていたのですが(実際、わたしが読んでいるのを見て女ともだちに「なにかあったの??」と言われた)、面白い。あ、でもこれは次のステージにすでに進んじゃったってことなのかなぁ。伊藤さんの自分の愚への正直さ、言葉の上手さ、などが心に染み入って電車の中で泣きそうになります。日本にはまだ伊藤○呂美がいたじゃないの……!という気持ち。

とりあえず忘れないうちにメモ。

年をとってからというもの、ペディキュアの色は基本的に暖色系を選ぶようにしていたんだけど(今はサーモンピンク)、あんまり暑いのでモーレツにペディキュアの色をミント色に変えたい。
きっと気持ちが涼しくなるはず。
だって、今、ちょこっと想像しただけで涼しいもん。
週末最優先で買いに行く。
久しぶりの更新だ。
そんなに忙しかったっけか。

◆お気に入りの便箋があって、でもあんまり売ってない上に一綴450円もするので、最近一綴250円の便箋に浮気をしていた。「これでいいじゃん!」と思って。
でも最近所用で、手紙を大量に書くにあたって、安い便箋だと書き損じが多くなってしまって。なんか万年筆のインクがうまくのらない……。最終的には割安か、と思って450円の便箋に戻る。高いなー。四綴買うと2000円ふっとぶんだよ。でもストレスが少ないんだよなー。字ヘタだけど、かなりマシに見える気がするし。
しょうがないなー。

◆先日新聞記事で見て調子にのって「レモンソルト」なるものを作ってしまったんだけど、使い道がなくて困っています。いや、鶏肉と炒めるとか、レモンクリームパスタにとか、ネットで検索するとレシピは出てくるんだけど、なんか全然胸がときめかないんですけど……。「あ、これ作りたーい」みたいなのがない。どーすんだ。実際にちょっと使ってはみたんだけどなんかコクがなくてあまり味としても好きじゃないんだよねぇ……。いつも使っている粟○の塩じゃなくて粗塩を使ってしまったのもよくなかったんだろうか……。すごい大量にあるんだよ……。まいったなぁ。誰かもらってくれんかなー。

◆会社の廊下を歩いていたら、後ろから来た偉い人に声をかけられた。
「クロムさんて、後ろ姿かっこいいね。歩き方もきれいだし」
だって……!めっちゃうれしー!
なにを隠そうウォーキング教室に通ったりしたんですよ、ええ。わたし、すごいガニ股で。昔から気になってたんですけど、この年になって親に「その歩き方はなんとかならないの?」と心無いことを言われて(もっと若いうちに言ってくれっての!)全然成果を感じないけど、でも成果があったんだー!やったー! マッサージの担当者さんにも、足の筋肉の付き方が変わってきたといわれて、ここ最近それが一番うれしかったわ。

◆ちょっと間違えて、胸元の開いた服で会社に来てしまって。
まぁ、大丈夫だろうと思って着たニットが思ったより胸元がガバガバで注意をしていないとブラが見えてしまうというトホホな状態。もういい年だし見苦しかろうと思ってなるべく注意していたんだけど、喫煙所でひとりでタバコ吸っているときにちょっとだらしなくなってしまって、そこへ他部署の男性がやってきて。
「クロムさん、ちょっと目のやり場に困る」
と言われてしまった。すみません。でね。でね。すっごいキュンとなった!
もう最近、会うなり腰を抱き寄せられるとか、なんかセクハラまがいの扱いしか受けてないので(別にそれがイヤというわけでもない)新鮮で。紳士的な男性に、強引に口説かれたい(矛盾)。

◆なんか40歳になって初めての夏を迎えているんですけど、急に自分が大人になったことに気づいた。なにか特別な出来事があったわけではなくて、あいかわらずたいした仕事もしていないのに「忙しい」を連呼し、お酒を飲みまくり、計画性のない買い物ををし、欲望の赴くままに本を読んでいるわけなんですが。でもある朝起きたら、すっと、大人になったことに気づいた感じ。うまく説明できないんだけど、もうできないことに対して言い訳はできないし(したことない、つもり、だけど)、社会的責任を感じなければならないし、というようなもろもろのことが、すーっとやってきた感じなのです。あ、自分は庇護される側にはもういないんだと自覚したというか。だからといって何にも変わってないんだけど。自分より年上の人に聞いてみたい。こんな風に突然、なにかが。炎のごとくではなく、方円に従う水のごとく、静かに。やってくるものなの?

説明しがたい

2014年5月17日 日常
なんか会社が涼しいなぁと思って作業していたら冷房がつけっぱなしだった。昨日帰るときに誰かが消し忘れたのね。まったくもお。
さっきから電話も鳴りつづけているけど、絶対に出ない。
休日にかかってくる電話は絶対にろくでもない。
クレームとか。あと、クレームとか。もしくはクレームとか。
通常勤務時間中なら対応するけどさ。
潤いのない日々を送っているのに、これ以上心がささくれるのはまっぴらだー。

昨日はクライアントと仕事の最終確認。
「これはもうわたしの仕事というよりは、半分はクロムさんの仕事ですね。ありがとうございました」と言われて嬉しい。
しかし人は本当のことを言うとは限らないので
「ありがたい御言葉ですが、大丈夫ですか。本当は不満に思っていることや我慢していることはないですか。後悔するよりはちゃんと伝えたほうが傷が浅いですよ」
と念を押す。
大丈夫だと何度も言われたけど心配だ。

「なんでそんなに忙しいの?」
と知り合ってまもない人に聞かれて、答えにつまってしまった。
仕事がうまくいったらそれはクライアントの実力だけど、もしうまくいかなかったらそれは全部わたしが悪い。そう思って仕事をしていないと仕事をしている甲斐がない。
毎回、これが最後の仕事だと思って取り組まないと、クライアントに申し訳がたたない。
自分の一部を削り取るような仕事の仕方でないとクライアントに報いることができない。
これはなにかの脅迫観念……?
でもわたしの場合取り掛かる前にすでにかなり仕事を選んでいるし、自分で進んでやっていることなので、つらいけどそれが不当だとは思わないというか……。
説明しがたい。

仕事はもちろんお金のためにやってはいるのだけれど。
小さなガラスの小瓶に、あてのない手紙を書いて、コルクで栓をして海に流す。
瓶は広い海を漂って異国の地にたどりつく。
それを拾った誰かがちょっとだけなにかを思う。
そのことを夢想して手紙を書く。
そんな感じ。
そんな場面を見たことは一度もないけれど。
でもかつてどこかでそんな出来事があったことをわたしは知っている。
そんな感じ。
説明しがたい。

5月4日の日記

2014年5月4日 日常
連休中ですが毎日出社しております。
もらい事故みたいな仕事も多くて困る……。
せめて連休中に会社のデスク周りを片づけたいけどなー。無理かなー。しかしなー。

いま手がけている仕事は、ちょっといい予感がする。
仕事のことを考えるだけで、恥ずかしながら若干テンションがあがる。
すごく危険な兆候だ。
幻〇舎の社長も言っていたけど、うまくいっている仕事は落とし穴が絶対ある。
気をつけないと。

その一方で、「もっとやれたんじゃないか」「うまくいかないんじゃないか」という不安がときたま嵐のように襲ってくる。
これは、まぁ逆に考えればいい兆候なんだけど、でもこういう予感のほうが当たるんだよねぇ。
やんなっちゃうなぁ。

サクラ

2014年4月7日 日常
◆今年もちゃんとお花見できなかった。
毎年こんなんだ。
「やった!今年はすごい花見満喫したぜ!うおおおお!」
なんて年はなかった気がする。
(そもそも「うおおおお!」とか言わないけど)
このちょっと名残惜しい感じというのが、桜なんだろう。
でも、まだ咲き初めのころ、夜ひとりで出かけた先で、オレンジ色のライトに照らされて、綿みたいに開きかけの桜を見上げた。
歩きながらなぜか「40歳まで生き延びたなぁ」という変な感想を思いついて自分にびっくりした。桜に酔ったんだろうか。胡蝶の夢じゃないけれど、桜がわたしを夢見たのか、わたしが桜を夢見たのか、なんだかふわふわした気持ちになって帰宅した。
桜前線を追って旅行とかしてみたいけど(吉野朔〇先生のファンならわかってくれるよね!)もう少し年を重ねてからだろうなぁ。

◆網タイツの爪先が破れていることに気づいて朝からブルー。
デートの予定じゃなくてよかったと思う。
でも、デートだったとしても、いいな。
「今日ね、すっごいいろいろヘコむことがあって、極めつけに網タイツの先が破れてるのよー」って言えば、いいのだ。ちらっと見せてあげたっていいのだ。
(ここで引っかからない人は、網タイツの穴の有無にかかわらずわたしには引っかからない)。
挙句、「破れたの……見る?」って言えば(もしくは、「今日は破れてるから無理!」でも可)一丁あがりだ!
って、こんな妄想が止まらなくてわたしダイジョブでしょうか。
自分の妄想爆発ぶりがこわい。
……実際に会うと、わたしは比較的常識的な人です。たぶん。
(誰か肯定して!)

◆やっと暖かくなってきたのに、もう展示会で次の秋冬の服を注文。
本当に寒くなってきた頃にこの服がほしいのかどうか、自分の判断にまったく自信が持てない。っていうか、その頃何をしているんだろう……? 年が明けてからのペースで徹夜とかして仕事してたら(眼の下にクマあります)ガーリーな服がすっかり似合わなくなっているんじゃないだろうか……?
でも買ったけど。
今年は手遅れにならないうちに衣替えもしたい。
ときめかない服をバンバン捨てたい。
がんばろう。

◆ペディキュアをこっそり桜色に塗りなおした。
わたしの女らしさは、わたししか知らない……。

ケータイ

2014年3月26日 日常
思い立って携帯を機種変更してみた(ガラケーです)。
なんかデータがいろいろ重いし、あとそこそこのタイミングで機種変更しないと、突然壊れたりして仕事に支障が出るのが怖い。一度あったんだよね、そういうこと。
でも使い古した携帯のメールフォルダは思い出がいっぱい詰まっていて、もう見なくなっちゃうと思うとせつない。誕生日にもらって嬉しかったメールとか。好きな人から来たメールとか。

最近手帳に書いていない出来事は起こらなかったことだというくらい物忘れが激しいので、どうしても思い出せないときって携帯のメール履歴をたどって「なにしてたっけ?」と思い返したりするので……。

あー、でも先日事情で1週間メールをチェックできなかったんだけど、ようやく見られるようになって確認したら1通しかメールが届いてなくて、それはそれでせつなかった。まぁ、緊急連絡とかなくてよかったけど……。

新しいのは、恋愛運のあがるピンクです。
ここ何代か、ずっとピンク……。
おかしいな……。

休日出勤中です

2014年3月23日 日常
◆連休、マジでいらねぇ。仕事が滞るったらない。本当に困った。イライラする。といいながら昼過ぎまで寝てしまった。ああーん。クリーニング行ったりいろいろしようと思ってたのに~と半べそかきながら休日出勤しました。最近寝不足だったから、たくさん眠れてよかったとする。

◆卒業式だったのか、町中で袴をはいた女の子を見かける。街にお花がたくさん咲いたみたいで本当にきれい。偶然入ったドラッグストアではユーミンの「卒業写真」が流れている。しかし卒業ということになんの感慨もないなぁ。年のせいかと思ったけど、昔からだなぁ。だって、なんにも卒業なんてできないんだもの。

おしのび

2014年3月18日 日常
会議やら打合せやらで1日中会社にいることがわかっていたので、やる気のない恰好で出社した。ジーンズにブーツ、チュニックにロングカーディガン、帽子に眼鏡。
「誰???」とあちこちで言われたけど、後輩男子が「なんかフライデーされるお忍びの芸能人みたいですね」と。
ちょっとその言い方気に入ったわ!
そう、わたしは手抜きではなくお忍びの芸能人ルックだわ……!

むなしい……。
なにかわくわくするお出かけの予定がないかな~。
大人になるとわくわくは自分で作らないといけないから、楽しいけど面倒だね。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索