GWです。昔はGWって都市伝説だと思っていたのですが、ここ数年はわりかしちゃんと休んでいます。実家に帰ったりとかしてます。親も年だしねぇ。

最近、あまり馴染みじゃないバーにひとりでこっそり通っています。
もともと私は「酒にそんなにこだわらない」&「河岸を変えたくない」派で、基本的には馴染みの店にしか行かないのですが(毎日同じ店に通うので全然OK。ちなみに基本毎日近所の居酒屋に一人でいます。ハイボールが1杯300円です)、ちょっとした気分転換で。たまには新規開拓しとかないと、と思って。
いいバーに限った話かもしれないけれども、馴染みじゃないバー、というのは実は楽しい。常連を大事にする一方で、常連じゃない人を排除しない。
バーのマスターと、お互いに距離感を図りながら、ちょっとずつ関係を縮めていく。いいバーというのも漠然とした括りだけど、その、たいてい客層もいいので、そうやって慣れないぎこちない会話をすることをあまり邪魔されない。むしろ常連さんたちは助けてくれる。言うなれば、新しい恋愛になんだかとっても似ている。
わたしは基本的にはとってもお行儀のいいお客さんで(本当です!)、その日飲みたいものやお勧めを聞きつつ、ゆっくり静かにお酒を飲む。そのやり取りでお互いがお互いの技量をみている。「どれくらいお酒に詳しいのか」とか、「どれくらい相手を見て話をするか」とか。でも格好をつける必要はない。「あまり詳しくないんですけど今日は炭酸の入ったものがいいです」とか、そんなんで全然構わない(とわたしは思うの)。ただ細かいやり取りのひとつひとつに、神経を使う。なぁなぁではなくしっかりとしたキャッチボールが要求されるイメージ。「ほどよい緊張感で酒を飲む」ってことなのかなぁ。
しかし、なにがいいって、こちらの都合のつくときだけ行けばいい。相手の都合に合わせる必要がない。そして、よほどの無作法をして出禁になるとかじゃない限り、いつ行ってもいい。
なんか、若いころとは違うお酒の楽しみ方を覚えたような気がしていて、まだまだしばらくこっそり通おうかと思っています。

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