レモングラスは理性の香り！

お酒を飲む量を減らして、大量に作って冷やしたレモングラスティー飲んでます。えらい！　誰もほめてくれないから自分でほめるわ！　えらい！　すごい！（※減らしているだけで飲んでいないわけではありません。そして別に減らす健康上の理由があるわけでもありません）　
なんかこう、自分をコントロールすることって避けてきたんだけど（つまり飲みたいだけ飲んでた）、最近欲望ってコントロール不能ではないのかもしれないと思って、いろいろ試しています。なんというのか、自分で「わたしはこう」って決めつけていたより、もしかしてわたしもっとできることがあるかも、みたいな？

わたしは負けず嫌いで、だから基本的には負ける勝負はしないので、「もしかしたら失敗するかも」という挫折につながることはしたくなかったんです。「失敗は成功の母」という慣用句も本当に最近まで意味がわからなかった。だって失敗しないにこしたことないじゃん！って本気で思ってた。仕事でもなんでも、絶対に失敗しないように人の３倍くらいはがんばってきた。それは本当にそう思う。そこまでやれば7割はなんとかなるという線はある。上司に「大丈夫？」と聞かれたら「誰に向かって聞いてます？」と笑顔で返答できるレベルだ。かわいくない。っていうか、コミュニケーション能力低すぎ！　お前だれ？？？
うん、でもまぁ、そんな感じだった。自分のケツは自分で持てるし誰にも迷惑かけないし、って思っていたと思う。
でも、たぶんもっともっと失敗したほうがよかったんだろうなあ。失敗したからこその気づきもあったんだろうなぁ。人に迷惑かけたくない（＆怒られたくない）と思ってばかりだったけど、迷惑かけて全力で謝って、もっとその迷惑かけた相手と本音で話をして仲良くなればよかった。そして「失敗しちゃったなぁ」「なんでうまくいかなかったんだろ？」とか笑いながら、失敗がカッコ悪いことでもなく当たり前のこととクールに扱いつつ、そんで次を考えればよかった。かっこ悪いのヤダと思っていたけど、カッコ悪くても次のステージに進んだほうがよかったなぁ。テストは最初から100点取らないと、ってことはないんだよなあ。東大ストレートでないとってこともないんだよなあ（東大出身じゃありません）。どこでこんなセコイ人格形成をしたのか謎すぎる。でもだから今からちょっとずつやろうかと思って。
……というようなことを最近つらつら考えています。
一人でできることに限界はあって、誰かと協力するほうが、一人より大きいことができるということをものすごくわかっていたつもりでわかってなかったのではないか、と。自分の器量で物事をまわし、協力してくれる人のことをそこに上乗せするなにか程度にしか思っていなかったのではないだろうか、と。だとしたらそれは本当に貧しい出来事だ。もっと発想が、ものの見方が、豊かになればもっと大きいプロジェクトを立ち上げられるのではないかと。わたしはもっとわたしを信じていいし、誰かを信じていいのではないかと。

このままだと、いい年なので、自分は安全圏にいて、そのくせ若い人の批判とかしそうで怖い。あと、わたしは最近七転八倒のすえなんとなくこういう境地にたどり着きつつあるけど（まぁ間違っているかもしれんけど）、今の若い人はもっと失敗を許されなかったり、過剰に失敗を恐れたりしないといけない状況のような気もしていて、それも怖い。自分も、失敗しようと思うし（いやいや、ものすごいいっぱいしてきたけど！）、あと若い人の失敗を許容できるようになんかいろいろ準備したい。もちろん、twitterにおける思索の欠如した発言とか行動いうのは許容しがたいけども。
なんかレモングラスから遠いところにきたな。

この週末はガッツリ休んだけど明日からまた会社。今は残り野菜を細かく刻んでミネストローネ仕込み中。中途半端に残っていたベーコンとソーセージ、常備菜のダイコンと人参、そして余っていたキノコ類全部投入。豆も入れたわ！ミネストローネはすごいな。カレーの次くらいに最強だ。