◆所用で国内線の飛行機に乗った。
窓際の席だったので、出発前に窓にはりついて外の様子を見ていたら、ゆっくりと走りだしはじめた飛行機に向かって整備士さんが二人、すごい笑顔で手を振っていた。嬉しくなって子どものように手を振りかえしたけど、たぶん、見えてはいないだろう。すごく遠かったし。飛行機が二人を横切ったところで、その二人は飛行機に向かって深々とお辞儀をした。そこから先は姿が見えなくなった。
毎日のことなんだろうけれど、ちょっと涙が出そうになった。
仕事とは正しくこうあるべきだという気がして。なんだかとても美しいものを見たような気がして。

◆翌日早朝とんぼ返りで戻って仕事へ。待ち合わせまで1時間半くらい時間が空いたので、マッサージに行こうと思って店を探してみたけれど、うまいこと見つからない。マッサージって知らないところに入るのちょっと怖いしね。ふらふらしていたらヘッドスパの案内を出している美容室を見つけたので飛び込みで入って髪を洗ってもらう。気持ちよかった。これで今夜は髪洗わないくていいな~と思うとなんだか得した気分(ものぐさですみません。でも髪長いから、洗うのはともかく乾かすのが大変なの!)。しかもさらさらになった。忙しかったけど、なんだか久しぶりに時間を有効に使えたような気がして満足。
なんかちょっと最近考え込んでしまうことが多いんだけど、目の前にやることをこなしていくしかないのよねぇ。

コメント

ドロシーNO2
2013年3月6日4:24

ワタシも必ず(整備士さんに)手を振ります。
幼気な頃に近くの鉄橋を行く電車に手を振ったコトを思い出しながら…

クロムさまが>すごい笑顔で手を振っていた…と感じられたように
機内で手を振り返しているのは分かる(見える?)とか(CAさん談)。
私達がしっかり整備いたしました、どうぞ快適な飛行をお楽しみください…の
メッセージが込められてるそうです(機内誌より)。

クロム
2013年3月6日10:16

★ドロシーNO2様!
コメントありがとうございます~。一番知りたいなと思っていたことを、お教えいただき、すごーーく嬉しいです。わーい。次に乗るときも気をつけてみようと思います。
しかし、たまにしか乗らない飛行機で、すっかり感動してしまって、なんだか恥ずかしい……。
でもでもありがとうございました!

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