ジャケ買い

2011年2月17日 日常
◆久しぶりに仕事で、全然知らない人と会う機会があって緊張した。
いや、あまりよく知らない人というのはしょっちゅう会うんだけど(所属や肩書きがわかっているという意味で)。でも全然知らない人とビジネスライクな話をするっていうのはあんまりないんだよね。えっと、もう少しわかりやすく言うと、普段の仕事は向こうの懐にとびこむんだけど、向こうからとびこまれそうな……。背筋がのびるような気持ち……。
「わざわざご足労いただきましてありがとうございます」とか「恐縮です」とか話をしながら(意外とちゃんとした人に見られたと思うわ!)、んんー、最近やっぱりたるんでるのかなぁとちょっと反省した。

◆商品レビューの検索でひっかからなかったので画像を載せられないんだけど、思●社から出ている『隠す葉』という詩集がヤバイ。発行は2007年。
もう本を増やしてはいけないと呪文のように自分に言い聞かせているので、滅多なことでは「ジャケ買い」をしなくなりましたが(必要な本は買いますが)、でもこれはちょっと迷ったんだけれども、買わないとおそらくあとあとまで後悔するだろうと思って買ってしまった。書店で是非手にとってみてください。手に取るだけでもいいから!
装丁は菊池大先生。最近、同じ時期に出した本の装丁が被っていたりとか、あきらかにやる気を疑う仕事ぶりだと思っていたのですが(本当にすみません)、こんなこともやってるのね!腹立ちに近いくらい、あきらかに気合が違う。

↓こんなものも見つけた
http://www.hakusuisha.co.jp/topics/hachikai01.php

高校生のころ、図書館の誰も来ないような黴臭い一角で、立原道造の復刻版の詩集を毎日眺めていたときのことを思い出した。暗い青春だな……。まぁそれはそれでいいんだけど。

やっぱり電子書籍はいらないなぁ。いや時流には逆らえないし多分遠からず持つことになるだろうとも思うんだけど、でも世界中の本が全部バウンドプルーフだったらと想像しただけで世界が灰色になった気分。プルーフはそれはそれでやはり発売前の本を手にしたという喜びはあるんだけど全然別のものだもの。

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