何かへの旅

2010年11月11日 読書
過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 。
というのは森山大道さんの著作のタイトルでした。

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知り合いの出産祝いやらなんやらで、なにを贈るのかすごく迷って、結局イ○ムスのカタログギフトにしてしまった……。まぁこの手のお祝いというのは被ったりしたら困るだろうし、いいっちゃいいんだけどなんだか手間を省いてしまった感が否めなくて釈然としない気持ち……。

本当は人に贈り物をするのは大好きなんだけど。その人のことを考えてあれこれ悩んでお店を回って、自分にしか選べない(思い込みですが)トクベツなものを誰かに贈りたい。そして自分も贈られたい。そんなことばっかり考えてきたはずなんだけど、大人になるにしたがってそれをする時間もない。

コスパが悪いんだよね。でも仕事じゃあるまいし、コスパってそんなに大事じゃないはずなのにね。だからたまに誰かからそういう贈り物をされると、本当に泣きたいくらい嬉しくてびっくりする。
今年に入って、知り合いの女性からお財布をいただいたことがあるんだけど、そのときもそう思った。いつもは待ち合わせに正確な人なのに、ちょっと遅れてきたので「めずらしいな~」と思っていたら、わたしのためにお目当てのものを探して東奔西走してくれていて遅れたということを後で知った。有難いやら申しわけないやらで泣きそうになるくらい嬉しかったんだけど、でもっていつかお返しがしたいと思ったんだけど、そういう思いばかりが借金のように積もっていって、いい年になったのに自分はいまだになにもできない。

誰かのためになにかを探して1日足を棒にして歩いたりとか、冬中かけて編み物をしたりとか、そういうことがしてみたい。
でも時間がない。

なんか深夜にわたしのために開いている小さくて可愛いものばかりが集まった不思議な街とかないだろうか……と妄想してみたんだけど、それってたぶんインターネットだよね……。だよねぇ。


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