この本タイトルはときどき思い出すくらい印象的なんだけど、読んでません。だれか読んだ人いるのかな。そりゃいるわな。
そういえば前の同居人が読んでいた気がする。探せばあるかも。ああ、思い出してきた。わたしは同居人のそういうとこあんまり好きじゃなかったんだ。なんていうのか、原典にあたらずに表象を追っかけるとこ。(田口●ディさんのファンの方には申し訳ない。わたしも昔メルマガは読んでました。面白かった。でもわたしのなかではあくまでネット上の作家さんなんですよね。)
入り口はそこでもいいけど、その人が何に影響を受けているのかというとこを探っていかないと、その先はない。ということが伝えられなくてとても歯がゆかった。いいんだよ、読んでも。でも慰めみたいに本を読むばかりじゃもったいないよ!とか。そんな相手の人格に踏み入るような面倒くさいことはしたくないので、やはり恋愛は大人としたいものです。

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用事があって自由業の友人宅に出かけた。
出会った頃は男の人の噂話しかしていなかった気がするのに、いつのまにか彼女は二児の母。まぶしかった。確実になにかを手に入れていく彼女と、なにもかわらず年ばかりとる自分、という対比はちょっと卑屈すぎるけど。
彼女は独身の頃と変わらず、というより益々美しくなった。ちょっととがっていたところがまあるくなって、女らしさが匂いたつようなかんじ。
4歳になる上の子どもがいたずらをしたら、彼女は「もお!いい加減にしないとぶつよ!」と怒った。子どもがちょっとだけひるむと「お口でぶつよ〜」と言ってその子にキスをした。
わたしが男でそんなことをされたらイチコロだろうと思って赤面してしまった。親子関係は面白い。
そんな彼女の子ども(♂)はすっかりおませさんに育ってしまって、帰りしな「クロムちゃん、一緒に寝て」と泣き出した。そ、添い寝ですか??
困って彼女のほうを見たら「ばかだね〜。この子は。クロムちゃんは高いんだよ?」と息子に笑って見せた。
「クロムちゃんは高いの?」と息子が聞くと「高い高い。あんたじゃまだ無理だよ。剥けたらね〜」だって!
言いたいことを全部言われてしまったので、「またね」と言って退散した。あ〜びっくりした。

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ゆるゆると忙しい。ひとつひとつのことを片付けるのが精一杯で新しいことがなかなかできない。
夏だ!キャンプだ!ゆーれい居酒屋だ!((c)室井大資センセイ)
がんばろう。

ISBN:4101412316 文庫 田口 ランディ 新潮社 2004/02 ¥540

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