「唐九郎のやきもの教室」読んでるんだけど、面白い!
編集はちょっと手抜き感があるけど(『芸術新●』の連載をまとめたものだということだけど、もうちょっと工夫できたんじゃないかな〜とは思う。でも発行が1984年だとこんなカンジなのかな)それを補ってあまりある面白さ。知らないことってなんて楽しいんだろう!
本当は、知っていることが1つ増えるということは、知らないことが10増えることなので、空恐ろしいことでもあるんだけれど、でも楽しい!陶芸始めたいな〜とか思っちゃうよ。(はじめませんが)
とくに最近「へうげもの」読んでいるから、楽しい。
「へうげもの」に、主人公・古田織部が秀吉から「好きな役職を選べ」といわれたときに、「数寄者にふさわしいかっこいい名前がいい」と思って「『織部』は、オリーブ(色)と語感が似ていてかっこいい!」とひらめいて名前をもらうというシーンがあるのです。ところが加藤唐九郎も
ISBN:4106019140 − 加藤 唐九郎 新潮社 1984/09 ¥1,470
編集はちょっと手抜き感があるけど(『芸術新●』の連載をまとめたものだということだけど、もうちょっと工夫できたんじゃないかな〜とは思う。でも発行が1984年だとこんなカンジなのかな)それを補ってあまりある面白さ。知らないことってなんて楽しいんだろう!
本当は、知っていることが1つ増えるということは、知らないことが10増えることなので、空恐ろしいことでもあるんだけれど、でも楽しい!陶芸始めたいな〜とか思っちゃうよ。(はじめませんが)
とくに最近「へうげもの」読んでいるから、楽しい。
「へうげもの」に、主人公・古田織部が秀吉から「好きな役職を選べ」といわれたときに、「数寄者にふさわしいかっこいい名前がいい」と思って「『織部』は、オリーブ(色)と語感が似ていてかっこいい!」とひらめいて名前をもらうというシーンがあるのです。ところが加藤唐九郎も
織部の緑を見てフランス人が「おお、オリーヴ」と言った。もしかするとオリーヴだから「オリベ」と名乗ったのかもしれんと言っていてかなり感動。「へうげもの」の作者はこの本を読んだのかしら。
つまりやきものは錬金術とやり方が同じだね。基本的には石や土をもってきて、焼いて変化させるという点で同じなんだ釉薬の話とか、やきもののルーツの話とか、面白いですよ〜。しかも枯れてていいじじぃなんだ、これが。しびれる!
ISBN:4106019140 − 加藤 唐九郎 新潮社 1984/09 ¥1,470
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