中国ビジネスと情報のわな
2007年6月4日 読書
何気なく読み始めた新書だったけど、結構楽しかった。
「中国ビジネスと情報のわな」
2000年から2001年にかけて中国で多発した日経企業をめぐるトラブルについて、歴史・民族背景や現状などを含めて説明してくれる本。日航を利用した中国人旅客が、天候トラブルによるアクシデントで日航側の対応が悪かったことを「民族蔑視」として猛抗議したという事件を中心に書かれているんだけど、
ハウツー本ならともかく、本でそれってありなんだなぁと。
やっぱり普通は「全部読んで欲しい」と思って書いている場合が多いからそういう書き方はしないと思うんだけど「へー、おもしろい」と思った。(そして素直に6章から読みました)著者は元・博○堂の社員さんだそうで、確かに広告代理店マンらしい発想ではあるのかも。
しかしこれどれくらい売れるんだろうなぁ。中国ビジネスの本かぁ。
文春新書は、ちゃんとターゲットを見据えて地に足のついた本をつくっているかんじがして嫌いじゃないです。
************************
あと電車の中吊り見てたら「光○社新書」の宣伝がすごかった。
「通勤の1時間で読める!賢くなる!」とかいうキャッチがついているんだけど、なんといったらいいのか「週刊誌の記事を引き伸ばして1冊にした」みたいなかんじで。
「大阪はなぜ東京に勝てないのか」
とか
「食い逃げされてもバイトは雇うな」
とか。
思い出せるだけでも強烈なタイトル。
これはもう新書というよりも全く新しいカテゴリとしたほうがいいんじゃないかと思った(いい意味で)。さすがカッパ・ブックスの会社だね!
ISBN:4166603272 新書 渡辺 浩平 文藝春秋 2003/07/19 ¥725
「中国ビジネスと情報のわな」
2000年から2001年にかけて中国で多発した日経企業をめぐるトラブルについて、歴史・民族背景や現状などを含めて説明してくれる本。日航を利用した中国人旅客が、天候トラブルによるアクシデントで日航側の対応が悪かったことを「民族蔑視」として猛抗議したという事件を中心に書かれているんだけど、
なお3章、4章、5章と日航事件の背景となる問題を取り扱う。事件の展開を今すぐお知りになりたい方は、6章日航事件の展開、8章日航事件の結末にとんでいただきたい。という記述があって、そのインタラクティブさに度肝を抜かれました。
ハウツー本ならともかく、本でそれってありなんだなぁと。
やっぱり普通は「全部読んで欲しい」と思って書いている場合が多いからそういう書き方はしないと思うんだけど「へー、おもしろい」と思った。(そして素直に6章から読みました)著者は元・博○堂の社員さんだそうで、確かに広告代理店マンらしい発想ではあるのかも。
しかしこれどれくらい売れるんだろうなぁ。中国ビジネスの本かぁ。
文春新書は、ちゃんとターゲットを見据えて地に足のついた本をつくっているかんじがして嫌いじゃないです。
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あと電車の中吊り見てたら「光○社新書」の宣伝がすごかった。
「通勤の1時間で読める!賢くなる!」とかいうキャッチがついているんだけど、なんといったらいいのか「週刊誌の記事を引き伸ばして1冊にした」みたいなかんじで。
「大阪はなぜ東京に勝てないのか」
とか
「食い逃げされてもバイトは雇うな」
とか。
思い出せるだけでも強烈なタイトル。
これはもう新書というよりも全く新しいカテゴリとしたほうがいいんじゃないかと思った(いい意味で)。さすがカッパ・ブックスの会社だね!
ISBN:4166603272 新書 渡辺 浩平 文藝春秋 2003/07/19 ¥725
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