読了。えーっと、ベストセラーになった『グーグルgoogle』という著者の方の本だけど、わたしはこっちのほうが好きだった。
今は更新が停止している『ホットワイアード』のページで連載していたものを、再編集してあるんだけど、こちらのほうが作者の問題意識や興味の範囲がわかりやすい気がする。
つまるところは、既存のビジネス・モデルとネット時代のビジネス・モデルの温度差について(世代、国も含めて)警鐘を鳴らしているんだけど、具体例が多くいろんなことを俯瞰できたような気にさせてくれる。

ちなみに編集前のものはまだサイト上で読むこともできます。


『ホットワイアード』
http://hotwired.goo.ne.jp/

でも、文春のほどは売れないだろうなぁ・・・。面白いけど、テーマが散漫な分読者を限定するだろうし(つまり散漫な話題についていける程度の興味と知識が必要と思われ)、タイトルも言いたいことが伝わりづらいし(こうして記事のタイトルにすると悪くない気もするけど本のタイトルには弱いよねぇ)、そして宝島新書の表紙も引きが弱い。も、もったいない。

内容についての感想などはまた改めて。
しかしweb2.0についての本が多すぎる。絶対読書追いつかないよ。

ISBN:479665416X 文庫 佐々木 俊尚 宝島社 ¥756

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