「美酒と革嚢」手元においておくだけで心満たされる美品である。

おなじような器なら、安いほうでいいや。内容が一緒なら文庫本でいいや。・・・という発想をするわたしにはおよびもつかない妥協知らずの美学。ひとりよがりと紙一重ながら、すんでのところでそれをプロの仕事として成立させているのがすごい。ほとんど工芸品というか黄金本ですわ。

この馬鹿高い本を誰が買うのか知らないが、買った人の心意気に100円ずつポチ袋を渡してあげたい。自分にはなんの関係もないんだけど・・・・。出版した河出書房もすごい。

ISBN:4309017738 単行本 長谷川 郁夫 河出書房新社 2006/08/22 ¥6,090

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