天使の采配

2006年4月12日
会社にちょっと気になる人がいる。既婚者(またかよ!)。
全然好みじゃないんだけど、なんかよくわかんないんだけど、えろい。

えろいその1

会社でお菓子を食べていると、「おれも」といって、手じゃなくて口を差し出す。しょーがないから、口元までお菓子を運ぶとすごいおいしそうに食べる。そのときの目がえろい。「このまま指もしゃぶって!」と思う。

えろいその2

みんなでお酒を飲んでいると「おれはクロムちゃん狙っているから」って、しれっと言われたりする。みんな冗談だと思っているけど、わたしひとり赤面。そんなわたしをじっと見てたりする。

えろいその3

みんなでお酒を飲んだ帰りに、話しながら、触っているかどうかわかんないくらい微妙に腕が触れ合ったりする。どきどきする。そのまま腕に倒れこみたくなる。

えろいその4

エレベーターでふたりになると「今度ふたりで飲みに行こうよ」と誘われる。途中で人が乗ってくると、しらんぷりする。

・・・・・。
書いてみると、全然えろくないな。
でも、えろいんですよ。
あちこちに巧妙な罠を張り巡らせれているようなえろさ。

しかしこちらも百戦錬磨(ほんとか?)。いまさらそんな手にひっかかるわけはないのになんでこんなに気になるんだろう、と思っていて、昔振られた人に似ているんだということに気がついた。見た目とか全然似てないんだけど、このなにげなくしているとつかまってしまいそうな蜘蛛の巣状態には記憶がある(若かった頃見事に引っかかった)。その、なんていったらいいのか、全身から醸し出される不誠実なオーラ。
で、わたしはきっとどっかで、昔うまくいかなかった恋の、復讐をしたいと思っていたんだろう。

わたしの中の本能がいう。
「あの人は、女の子を不幸にするよ。近づかないほうがいいよ」

わたしの中の悪魔がいう。
「ずっと、リベンジしたいと思っていたんでしょ?大丈夫。今度はうまくやれるよ。手玉にとってやればいいじゃん」

わたしの中の天使がいう。
「リベンジとかあほなこと言ってないで。いい歳して「勝ちたい」とかあほなこと考えてないで。」

本当に悩んだのですが(悩むなよ・・・)、今回ばかりは天使に軍配をゆずりたい。勝っても負けても楽しくないにきまってるんだから。
ねぇ。

【追記】
来週のみにいくことになったんだけど、「あぶねー」と思ってほかの人も誘ってしまった・・・・。ある意味すでに負けている気が・・・・。

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