木枯らし

2006年2月1日
引継ぎの仕事を切り上げてごろーちゃんと飲みに行って、ちょっとごろーちゃんに絡まれる。
「クロムはさぁ、ほんとに俺に興味ないよなぁ」

ちょっと弱っていたのかな、ごろーちゃん。
こっちはドン引きですがな。

「でも、俺のことちょっといいなって思ってたでしょ」

うーん。今でもすごくいいと思っているけど、恋愛対象としてじゃないだけだよ。

「わたし、黙ってたけど、どうでもいい人としかセックスはしない主義なの。ごめんね」
と答えておいた。
「俺のこと、どうでもいいんじゃないの?」
と言うので
「少なくとも、セックス1回して、もう2度と会わなくてもいいとは思わない」
といったら、少し落ち着いてくれたみたい。ウザい。

ごろーちゃんは、きっと私が辞めるのをちょっとさみしく思ってくれているんだと思う。お酒も強いし常に温厚でめったにこんな風に絡まれることはないし、でもたまにある。
カレは面白いし、頭もいいし、一見社交的でいろんなことを教えてくれるので一緒にいてとても楽しいんだけど、なんといったらいいのか、すごく闇が深くて狂気(凶器、か)をたまに感じる。
たぶんカレの扉を開けたらそこに漆黒の闇が広がっているようなかんじ。
勘だけど、恋愛やセックスはカレを理解するうえで役にはたたないだろう。と思う。

風が吹いて木立の枝や落ち葉が髪に引っかかる。それを丁寧に振り払って過ごすような1週間。

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