抽象的な話なんで・・

仕事に成功した方の話を聞く機会があった。
いわく仕事に大切なのは、初期衝動を保ち続けられるかどうか、そしてイメージをどうやって具体的に道筋をつけていけるかどうか、という話だった。「これってあったらいいな」というイメージは誰でも出来るけれど、それに対しての実際のアプローチをかけられるかどうか。そしてそれを実現するために発生する地味でやりたくない作業に耐えられるのか。
我が身を振り返っていろいろと反省。確かに。アクションも起こさないで不平不満ばっかり言っているかもしれない。
その人に言わせると、「1+1=2」ということではないらしい。足し算や引き算という数学ではなく、仕事は化学だと。爆発するかもしれないと。へーえ。

恋愛を含む生活も一緒かもしれないと思う。
「なりたい自分」「欲しいもの」「getしたい人（笑）」というのがあったとして、それにどうやって具体的にアプローチをかけていくかどうかが問題なんだと思う。
「こうしたいのになぁ」「こうだったらいいのになぁ」と思うことは誰でもできる。でもそのイメージというのはたいていの場合すごく漠然としているんだよね。言語化できないもやもや〜んとしたものなんだよね。
自分にいたっては「もっといい男いないかなぁ」「もっといい仕事ないかなぁ」とか。現実逃避的な意味合いである以上やはり物事は進展していかないのかもしれない。

実は具体的なイメージを持っているならば比較的道筋はつけやすい。身の丈に合わないとかじゃなくて、そこに向かって自分が変わってイケルなら素敵だと思う。ただ、そのイメージの具現化は自分と向き会わなければいけないからちょっとしんどい。
たとえば「年収が600万以上で、歳は自分の年齢より3歳上でA型の人」とかそこまで具体的で本当にそれだけだったら、わりかし簡単に見つかる気がするんですよ。ただ、それだけじゃ多分だめなんだよね。なにか他に自分で言語化できてない条件があるんだ、きっと。
じゃあなんで、その人がいいのか。その会社に行きたいのか。それを人に納得いくカタチで説明できるかっつったらかなり私は怪しい。でも、それが出来れば協力者も得られるんだろう、きっと。

実は今週呼び出しをくらっている某社取締役にもそれは指摘されたんですよね。「クロムさんの能力は評価できるし、仕事のやり方もいいと思うけど、結局なにがしたいのかわかならい」って。・・・すみません、わたしもわかりません。いや、多くの人がわからないと思うんですけど、馬鹿正直過ぎますよね・・・。
確かに周りの友達で「いいな」って思う人はたいてい自分のやりたいことを即答できる人ばかりだ。欲求がストレートだから、手助けもしやすい。
わたしはのらりくらり生きてきたし、その場が楽しければいいといういわゆるパーティピーブルな生活を甘受してきてしまった・・・。

とかなんとかいっちゃって、この話自体がとても抽象的ですね。転職weekを控えてちょっとナーバスになってるのかなぁ。